映画レビューでやす

年間500本以上観る会社員のありのままのレビュー

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年 第42回日本アカデミー賞(予想)

本家アカデミー賞に続き、日本アカデミー賞も明日に迫ったため、こちらも直前予想しておきます。 「万引き家族」最多13部門、「カメラを止めるな!」は8部門受賞となってるが、この選択範囲の狭い受賞作品の中では、圧倒的に「万引き家族」が強いと言わざる…

「バーニング 劇場版」 ★★★★☆ 4.9

◆村上春樹の先にあるものを、夕暮れのように全ての境界線を曖昧に染めていく、本当に燃えたのは何? イ・チャンドン8年ぶり待望の作品は、なんと村上春樹の短編「納屋を焼く」の映画化、やはり大傑作だった。単館(東京でも1館)しか公開されてないし、カ…

2019年 第91回アカデミー賞(予想⇒結果)

直前だけど予想しておきます。 観ていない作品も多いので、前哨戦や様々な情報を膨らませてイメージしました。 本命◎、対抗馬〇、大穴△ ⇒受賞結果が出ました。まあ〇も入れれば、かなり当たった方ではないでしょうか・・ 【作品賞】 一番予想が難しく、過去…

2019年 第91回アカデミー賞(予想)

直前だけど予想しておきます。 観ていない作品も多いので、前哨戦や様々な情報を膨らませてイメージしました。 本命◎、対抗馬〇、大穴△ 【作品賞】 一番予想が難しく、過去にないほど混迷状態。個人的には「ROMA ローマ」が素晴らしい作品で固いと思うが、果…

2018年 洋画ベスト(個人賞)

★【総括】 監督は、ひたすら異形・多様性への愛をテーマに描き続き、ようやく時代が追いついたのかアカデミー賞を獲得できたデル・トロに、脚本は見終わってあまりの完成度に呆然とし一度でいいからこんな脚本を書いてみたいだろうなあと思わせたマーティン…

2018年 洋画ベスト

★【総括】 結局、年初め2月に見た①を超える作品は出てこなく、やはり脚本・演出・演技どれもが圧倒的な完成度で1位のままだった。②大画面・最高の音の映画館で見る一体感・多幸感に興奮、日本興行収入NO.1も快挙(コード〇ルーにならなくて一安心)。 全体的…

サスペンス/ミステリー

人間ドラマ

人間ドラマ

2018年 邦画ベスト(個人賞)

★【総括】 実際は監督賞も脚本賞も是枝監督が1位だと思うが、あえて外した結果、監督はやはり一大ブームを確かな実力と地道な努力で積み上げた上田監督に、脚本は原作を超えた世界観でシネフィルとしても圧倒的な完成度の濱口監督になった。 その他、中堅の…

2018年 邦画ベスト

★【総括】 2018年の邦画は豊作でレベルが高くベストはかなり悩んだ。1位から5位まではジャンルが違うので比較が難しく、実質どれが1位でもおかしくない。 それでも①「万引き家族」は社会的テーマを軸とした脚本・演出・役者あらゆる完成度が総合的に高かっ…