映画レビューでやす

年間500本以上観る会社員のありのままのレビュー

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「ミッドサマー」 ★★★★☆ 4.7

◆「不快感から爽快感へ」美しさと狂気は紙一重の地獄のようなトラウマ映画であり、別れたいカップルや孤独な人・失恋した人には共感から解放と救済されるセラピー映画 大注目のアリ・アスター監督×A24再び、近年のホラー映画では久々に唸らされた大傑作「ヘ…

「1917 命をかけた伝令」 ★★★★☆ 4.7

◆カメラを止めるな、足を止めるな、前に進むしかない、第3の主人公になって共に戦場を駆ける命を懸ける究極の臨場感と没入感、IMAXで見ないと意味がない戦争体験映画 アカデミー賞で「パラサイト」と最後まで争った「1917」、最高の体験映画にしようとシネマ…

「アルキメデスの大戦」 ★★★★ 4.0

◆数値は嘘を付かないが政治家は兵器で嘘をつく、池井戸作品的な社内対立コンペ争いで倍返しでなく裏返しだ、現代の大和=美しい国を正しく見積もって沈ませないために 同時期に公開された「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は稀に見る駄作だった苦手な山…

「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」 ☆ 0.7

◆【酷評注意】山崎貴監督のいつもの無神経さの極み、冒険の書ではなく冒涜の書、ユア・ストーリーと言われてしまったが、ふっかつのじゅもんで観なかったことにしたい 山崎貴監督は全てが苦手なので覚悟はしていて酷い酷いとは聞いていたが、まさかこれほど…

「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん 劇場版」 ★★★☆ 3.9

◆娯楽を超えたゲームの力よ! ゲイマーおっさんずラブの吉田鋼太郎の魅力が光輝く、不器用親子の絆とオンラインゲームあるあるに笑って泣いてやりたくなるぴょん! 「ファイナルファンタジー」のオンラインゲームを通して父との絆を取り戻していく親子の話で…

「ラストレター」 ★★★★ 4.4

◆岩井俊二ワールド全開「if♪」「ロマンティックが止まらない♪」「また君に恋してる♪」「女々しくて♪」広瀬すずの美しさと森七菜の透明感あふれる清き乙女と童貞臭あふれる変態ストーカーの青春寓話 すれ違いや勘違い、現代と過去が入り乱れる2世代に渡るラ…

「ジョジョ・ラビット」 ★★★★☆ 4.7

◆日常から狂気の世界で臆病なウサギが生き延びるため「愛とユーモアと少しの嘘と」ライフ・イズ・ビューティフル、踊りたい時に自由に踊れる幸せ、Shall We Dance? 戦争の訓練でウサギも殺せない10歳のジョジョは、空想相手のヒトラーを崇拝・尊敬していた…

「フォードvsフェラーリ」 ★★★★☆ 4.5

◆ジェイソン・ボーンとバットマンの対立と友情からのロマンあふれるプロジェクトX、7000回転オーバーのエンジン音と池井戸潤的サラリーマン物語に大興奮倍返しだ! ル・マン24時間耐久レースでフェラーリ社に勝つための車を開発し、カーレースに人生を賭けた…

2020年 第92回アカデミー賞(予想⇒結果)

今年も直前だけど予想しておきます。 今年はNetflixのおかげもあり、主要作品は「1917 命をかけた伝令」と「若草物語」以外は観ることが出来たので、予想しがいあり。 今年は俳優部門は前哨戦のゴールデングローブ賞と全米俳優組合賞でそれぞれ同じ賞を受賞…

2020年 第92回アカデミー賞(予想)

今年も直前だけど予想しておきます。 今年はNetflixのおかげもあり、主要作品は「1917 命をかけた伝令」と「若草物語」以外は観ることが出来たので、予想しがいあり。 今年は俳優部門は前哨戦のゴールデングローブ賞と全米俳優組合賞でそれぞれ同じ賞を受賞…

2019年 洋画ワースト

◆2019年に観た新作の中からワースト映画を選んだので発表していきます(明らかなファン向け少女向けキラキラ映画やB級映画は除く)。 あくまで私個人が合わないと感じた作品なので、みなさんにとっては面白い作品かもしれません。決してその作品やスタッフ・…

2019年 邦画ワースト

◆2019年に観た新作の中からワースト映画を選んだので発表していきます(明らかなファン向け少女向けキラキラ映画やB級映画は除く)。 あくまで私個人が合わないと感じた作品なので、みなさんにとっては面白い作品かもしれません。決してその作品やスタッフ・…