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年間500本以上観る会社員のありのままのレビュー

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年 邦画ベスト(個人賞)

◆2019年 邦画ベストの中から個人賞(監督・脚本・主演男優女優・助演男優女優)を選んだので発表していきます。 ちなみに昨年2018年の邦画ベスト(個人賞)はこんな感じでした。さて、今年はいかに? 【監督賞】 【第1位】藤井道人「デイアンドナイト」「新…

2019年 邦画ベスト

◆2019年もたくさんの映画を観てきました、映画館での新作はもちろん旧作・B級含めレンタルやネット配信(AmazonPrimeやNetflix含む)、テレビ放映など合わせてざっくり620本ほど。 そのうち2019年1月~12月公開の作品150本ぐらいの中から、洋画・邦画に分け…

2019年 洋画ベスト(個人賞)

◆2019年 洋画ベストの中から個人賞(監督・脚本・主演男優女優・助演男優女優)を選んだので発表していきます。 ちなみに昨年2018年の洋画ベスト(個人賞)はこんな感じでした。さて、今年はいかに? 【監督賞】 【第1位】アルフォンソ・キュアロン「ROMA / …

2019年 洋画ベスト

◆2019年もたくさんの映画を観てきました、映画館での新作はもちろん旧作・B級含めレンタルやネット配信(AmazonPrimeやNetflix含む)、テレビ放映など合わせてざっくり620本ほど。 そのうち2019年1月~12月公開の作品150本ぐらいの中から、洋画・邦画に分け…

「パラサイト 半地下の家族」 ★★★★★ 5.0

◆「人は人の上に下に人を造らず、水は上から下へ流れる」大貧民が革命・浮遊できるか?自分の匂いと立ち位置を再確認しつつこの映画にパラサイトされる、今年もポン! カンヌ・パルムドール受賞に続きアカデミー賞・作品賞にまでノミネートされた今作、傑作…

「殺さない彼と死なない彼女」 ★★★★☆ 4.5

◆青春の光と影と死「未来の話をしよう」好きなものは好きと言える素直さと伝えたい時に伝えられることの奇跡、見終えたあと改めてタイトルの意味に涙する哲学的な映画 原作は世紀末(まさかの「北斗の拳」“世紀末覇者拳王”ラオウがネタという)の人気4コマ…

「ホットギミック ガールミーツボーイ」 ★★★★☆ 4.6

◆衝撃の山戸結希ワールドに宇宙を感じろ、映画の常識をぶち破る狂った演出と編集の映像体験に飲み込まれバカになるしかない、女の子のための全力自己肯定映画の傑作! 「21世紀の女の子」の企画・プロデュース、短編の中でもダントツで異彩を放っていた山戸…

「21世紀の女の子」 ★★★☆ 3.7

◆女の子のための女の子による女の子の映画、永遠ではない少女性に永遠を求めること「ローハッピーエンドロール、少女のままで死ぬ♩」「夢見る少女じゃいられない♪」 「溺れるナイフ」の山戸結希監督が企画・プロデュースを手がけ、自身を含む1980年代後半~9…

「家族を想うとき」 ★★★★☆ 4.6

◆「ララララララ、言葉にできない♩」働き方改革なんて幻想、働けど働けど我が暮らし楽にならざりけり じっと手を見る・・ズブズブの蟻地獄から蜘蛛の糸を掴めるのか? 「麦の穂をゆらす風」「わたしは、ダニエル・ブレイク」と2度にわたり、カンヌ国際映画祭…