映画レビューでやす

年間500本以上観る会社員のありのままのレビュー

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「蜘蛛の巣を払う女」 ★★★ 3.0

◆蜘蛛の巣に絡まないスパイアクション映画007女性版、ミレニアム続編と見るとブラックホールに落ちるので別物として観れば普通に面白いはず・・ 原作「ミレニアム」シリーズ第4作目の映画化、オリジナル版3作・ハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」…

「シャザム!」 ★★★ 3.1

◆スーパーヒーローを夢見てたあなたへ・・中二病の「元気の子」ダサかっこいいU.S.A「Love and Peace誓うのさ、C'mon Babyアメリカ、サクセスの味方 Organizer♪」 見た目は大人、中身は子供(中2)のスーパーヒーロー映画!DC映画だけどアクアマンと同じく小…

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」 ★★★★ 4.2

◆エンドゲーム後の喪失感を吹き飛ばす見事な青春成長観光映画、親愛なる隣人から本当のスーパーヒーローへ、衝撃のラストは続けられるのか?ムズムズ・・ あの「アベンジャーズ/エンドゲーム」に続くMCUの第23作にして「『スパイダーマン:ホームカミン…

「ゴーストランドの惨劇」 ★★★★ 4.4

◆美少女人形地獄!最高に怖くて辛くて面白い期待通りの胸糞トラウマホラー、ロジェ監督印の劇的ツイストから顔面・精神ボッコボコ・・耐えたその向こう側にあるものとは? あの極限の痛みと絶望を哲学的に描いたトラウマ鬼畜ホラー「マーターズ」、このホラ…

【映画館紹介】:「アップリンク 吉祥寺」

◆「バウスシアター」の後継館として待望のお洒落なミニシアター、5つの個性的な空間で座席数は少ないながら極上の音響と座り心地を体験・・ 昔に住んでいたけど、最近はほとんど行かなくなった吉祥寺に、2018年12月14日「アップリンク吉祥寺」がオープン。良…

「メランコリック」 ★★★★ 4.2

◆「カメ止め」に続く低予算自主製作映画の星、「湯を沸かすほどの愛と殺人」予測不能の青春ブラックコメディの銭湯(戦闘)物語に誰もがのぼせあがる! 映画好きの間で話題となっていて評価も高いので、都内ではアップリンクのみ公開、せっかくなので昨年出来…

「よこがお」 ★★★★☆ 4.7

◆淵に立ち心の深淵を覗く深田監督の神懸った演出と筒井真理子劇場、徹底して心地の良い不快感に開いた口がパクパク、正面きっては語らない横顔の真実はワン!ダフル! 傑作「淵に立つ」の深田晃司監督と筒井真理子のタッグ再び!、前作「海を駆ける」はファ…

【映画館紹介】「グランドシネマサンシャイン 池袋」

◆館内の作りや導線が悪く着席まで時間がかかるが、日本最大級スクリーンと最上階からの眺めは必見!、映画ファンは名作ポスター群に興奮!・・ 2019年7月19日に池袋にオープンした新施設「Q plaza」、16の店舗が入っておりフードやショッピングを楽しめる。…

「天気の子」 ★★★★ 4.3

◆前作へのカウンターとして良くも悪くも変わらぬ若者向けセカイ系の再構築、この狂った世界の中で「選択」していく中二病ジュブナイル・ムー映画 空前の大ヒット「君の名は」から3年、新海誠監督としては時間もお金も過去最高の制作環境に恵まれた中での勝負…

「存在のない子供たち」 ★★★★★ 5.0

◆「この世界の片隅で・誰も知らない」少年の瞳を通して訴えかける衝撃の大傑作!、子供が笑っている社会のために先ずは観て考えること 今年度ベスト級きた!、予想以上に衝撃作でフィクションを超えて何の涙か分からない涙が溢れてきてしばし動けず・・ひた…

「十二人の死にたい子どもたち」 ☆ 0.8

◆【酷評注意】「十二分に死にたい大人たち」観ている方が死にたくなる茶番劇・・子供向けTV番組「コナンの探偵ごっこ」&「Eテレ10代しゃべり場」、人をバカにした嘘のクソマーケティングは止めて! ベストセラー作家・冲方丁のミステリー小説を堤幸彦監…

「がっこうぐらし!」 ★★☆ 2.5

◆ゆるふわ学園青春アイドル映画としては上出来、ツッコミどころ満載も血の出ないゾンビ世界をシャベルガールがぶったたく! 人気漫画原作のゾンビ学園モノで、映画好きの一部の人が褒めていたのと、公開前から実写化への文句やジャケットに映ったキャベツ関…

「あの頃、君を追いかけた」 ★★ 2.2

◆台湾版を追いかけ過ぎた劣化版、齋藤飛鳥の顔の小ささとポニーテールとユウキ100%裸を愛でるだけ、誰もがきっとペンツンデレされたいはず 「SUNNY」と同じく、こちらはギデンズ・コー監督の台湾青春映画の傑作「あの頃、君を追いかけた」の日本リメイ…

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」 ★★ 2.1

◆最強90年代の女子高生とJ-POPのSWEET 19 BLUES♩、忠実リメイクも懐古ばかり大根役者と演出はルーズでチョベリバ カン・ヒョンチョル監督の2011年の韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を大根仁監督がリメイク。 基本的にストーリーやキャラクターは大きな…