2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
◆青春の自爆テロ!エモいパリピたちの華々しさと儚さ、刹那的に輝く一瞬の先にある普遍性、「ああ無常」「限りなく透明に近い薄っぺらいブルー」 「へルタースケルター」から「リバーズ・エッジ」ときて「チワワちゃん」、岡崎京子の30ページ程の短編を二宮…
◆「Iron Sky Universe」おバカは世界を救う・・まさかのシリーズ化?、地球の空洞に合わせ頭も空洞にして楽しんでツッコんだら負け?、iPhone信者は覚悟せよ! 限りなくS級に近いB級映画だった前作「アイアン・スカイ」あの月面ナチスの衝撃から7年・・ク…
◆X-WOMENも残念ながらジーンとこず・・立つ鳥(不死鳥)跡を濁す?、改めてウルヴァリンとアベンジャーズの凄さを実感 「X-MEN」シリーズの7作目、20世紀FOXによる最後のX-MEN作品として原作コミックでも重要な作品として名高い「ダーク・フェニックス サー…
◆高麗時代劇から千年の時を超えた伏線回収、変わらず雑な展開に因縁をつけたくもなるが、まあ鈍足な使者3人組の絡み合う人間ドラマ 冒頭に前作のあらすじが入る親切設計、単体でも楽しめなくはないけど、やはり第一章とのセットで完成する作品、壮大なる伏…
◆韓国版「地獄」「大霊界」「BLEACH」、豪華俳優陣と派手なCGで明快な冥界ファンタジーも、話はザッツ(雑)・エンターテイメント 人は死ぬと49日間に7つの地獄の裁判を受け、すべて無罪で通った者だけが現世に生まれ変われる・・冥界からの訳アリ…
◆クズの郁男と香取慎吾と被災地のトリプルミーニング、新しい地図の上で「凪待ち」からの再スタート、ゲロるとミステリーではないので注意を・・ 東日本大震災の傷跡が残る石巻を舞台に、ギャンブル依存症で人生のどん底にいるクズの郁男が、喪失感にのたう…
◆この映画をフィクションに感じない今の日本の怖さ「誰よりも自分をこの映画をメディアを信じ疑え」「形だけの民主主義(政権付き)に正拳突き!」 東京新聞記者・望月衣塑子の著書を原案に、国家権力の闇を追う若き女性新聞記者と、内閣情報調査室エリート官…
◆ポーランド版「ララランド」「愛がなんだ」、芸術的な映像美とマッチした音楽の美しさにオヨヨ~♪、省略・引き算の美学ここに極まれり、これぞ映画、クラシック! 冷戦下のポーランドで恋に落ちたピアニストの男ヴィクトルと歌手志望の女ズーラの情熱的な大…
◆掘り出し物ループの面白さデス、ホラー版「オール・ユー・ニード・イズ・イキル」「恋はデンジャーブ」「時をかけるビッチ」、今日は残りの人生の最初の日・・ 「ゲット・アウト」「パージ」「スプリット」「ハロウィン」など、新感覚ホラーを立て続けに大…
◆たいがいリッチな極上の鑑賞体験はスピーチレス、ウィルスミスとジャスミン強めなグレイテスト・ショーウーマン感、あなたの3つの願いは? イッツ・ア・ホール・ニュー・ワールド、小さい頃に見たアニメの世界観をそのまま上手く現代映画に落とし込んで実…
◆おかえりトリアー、安定のミスター不快感!「倫理が芸術を殺す」偽善的なポリコレへの警鐘と自己弁護を兼ねたブラックコメディ、必見のラスト20分まで耐えられるか? 一部ナチスを容認する過激発言により追放処分を受けたカンヌ映画祭に、7年ぶりにカムバ…
◆「翔んで埼玉:退屈な女子高生~ボーン トゥー ビー ゾンビ短編」、結局続きの結局だらけな人生に金魚を、「私はいま生きている♩」 「ウィーアーリトルゾンビーズ」の長久允監督を一躍有名にした2017年の25分間の短編映画、第33回サンダンス映画祭ショート…