映画レビューでやす

年間500本以上観る会社員のありのままのレビュー

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「洗骨」 ★★★★ 4.2

◆骨を洗うことは自分自身を洗い出して向き合うこと、笑って泣けるゴリゴリのヒューマンドラマ、命のおわりとはじまり自分のルーツ「祖先とは今を生きる私たちなのだ」 照屋年之監督=ガレッジセールのゴリ監督ならではの、沖縄愛にあふれる笑って泣ける見事…

「僕はイエス様が嫌い」 ★★★★ 4.2

◆「神様ヘルプ!」「SAY YES!」神の不在を日本の子どもの視点から描く、世界は残酷で神様は何もしないが何かを信じることは素晴らしい、障子の穴から見えるものは? 若干22歳の新人・奥山大史監督が青山学院大学に在学中に作られた超低予算の76分というデビ…

「旅のおわり 世界のはじまり」 ★★★★ 4.1

◆異国情緒での愛の参加、郷に入って郷に従わず海外旅行あるある「世界ふしぎ発見」「イッテQ」の撮影舞台裏、ミステリーハンターあっちゃんが辿り着いた世界とは? テレビ番組の撮影で異国の地ウズベキスタンを迷いながら自分と向き合っていくロードムービー…

「火口のふたり」 ★★★★ 4.2

◆食べて寝てセックスするだけの人間三大欲求解放映画、明日終わるかもしれないふたりだけの世界で、自分の心と身体は誰とどこで何をして生・性したいのか問いかけてみる 登場人物は男女二人(柄本祐と瀧内公美)のみで、ひたすら食べて話してセックスするの…